2011年7月31日日曜日

コンディション

   台風が立て続けに出来る時期になりました。発生する緯度が以前とは違うのか、サイパンへの直撃はここ数年ありません。いくらか西側にうねりがあるのは、熱帯性低気圧もどきが西に移動したためですが、それも収まるでしょう。東側のビーチポイントは静かです。

2011年7月19日火曜日

ウォールダイビング

   というのにふさわしいかな、このシーン。ウィングビーチでの一こまです。クレバスで有名なこのポイント、時折は外側から回り込んで逆に進入します。海の中は不思議なことばかり。肉眼だけでは色も見逃すこともありますが、なんと言っても青い奥深さはいつでも不思議。永遠に青さが続くような世界はいつでも惹かれてしまいますね。

借り物ですが

   オブジャンビーチの海底にはありがたいことに、石で並べた日付が残されています。記念写真にはもってこいです。以前これを人文字でやるかという話もありましたが、想像以上に辛いことが分かりあきらめたこともありました。Sとか9が人には難しい、いや、ゼロはもっと大変(2人でやればいいんだよって誰も言ってくれなかったので)。
こうして見ると、もう少し色の付いたスーツのほうが目立つかなとも思いますが、皆さん実用第一の御仁ばかりでした。

予定通り

   というのはおかしいようですが、ウミガメは想像していたあたりにいてくれました。連日の宴会で朝の目覚めはつらそうな皆さん!?と思いきや、潜るたびに元気が出てくるようですね。食事中のウミガメを驚かさないようにそうっと近くに寄ります。皆さん優しいのは「この線から入っちゃぁイケナイヨ」と言われそうな限度を自分で守っていいてくれること。その場を離れる指示をサインで出したら、ウミガメもそれを受けたかのように移動を始めました。

2011年7月11日月曜日

王者の行進

   今回も楽しく始まりました。タイトルの意味は、私が着ているBC。写真の皆さんは全部で6名。おなかしか見えていないので何を着ているかわかりませんね。この通り、要らない部分はばっさり切り取ったもの。オーシャンクラブのお客様には愛用者も少なくない。写真はナフタンでのこと。潜降直後に着底出来る砂地を見つけて、意気を落ち着かせるためまずは記念写真を撮りました。今回は呼吸を持たせる秘策も登場。以降3日間にわたり、クジラのような音が海中に・・・?楽しい旅行の始まりでした。

2011年7月9日土曜日

夕暮れも遊ぶ

   この日は七夕でした。到着後のお客様へ、トワイライトスノーケリングパーティというツアーを楽しんでいただきました。しばらく海から遠ざかっている方々へリフレッシュするためのバリエーションとして使えます。
夕暮れの日差しは肌を焼き尽くすことはなく女性にも適するはず。とろみが出るような柔らかな海でスノーケリングを楽しんで頂き、その後は海岸の施設を利用してBBQ。食後の飲み物は、持ち込みなんですが、提供したアイスボックスのフタが締まりきらないほどの瓶ビールがありました。夕焼けの中、海を泳ぎ、BBQを食べ、話し、飲み、暗くなってからは流れ星を探す。ツアー名がちょっと長いのでそのうち換えてしまおうかとも思っています。

2011年7月5日火曜日

自然の復活力

   海と陸の境目の地形をwatershedといいます(該当する日本語が見つかりません)。そこよりもいくらかでも標高の高い地域で水はけをよくしすぎると、雨水が土砂を海中に注入します。土砂が珊瑚に被されば、光合成の邪魔をしてその生育を阻みます。
   そういうことがおきていたラウラウビーチも昨年、多少の改良が結果的になされました。そのさいなのか、海中のガイドロープがある地域ですら(つまり岸に近く浅いところ)、とても多くの珊瑚が目立つようになってきました。あえていうなら、自然の復活力は「繊細」です。短期であれば復活できることを一時的に見せてくれていますので、これが続くように我々も気にしなければなりません。今から出来ることは恐らく、海岸に出るために出来る人の轍(歩いた跡)を限定することなのかもしれないと思います。

2011年7月4日月曜日

撮影の条件とは

   テニアンフレミングはドロップオフのポイント。崖が垂直に落ち込みを始める直前の水深19mにこのシーンがあります。砂地ではないので、水中に浮遊するちりが少ない、撮影者が被写体より低く位置出来る崖の特徴は好条件。20ミリを切るワイドレンズで近寄れば、ストロボの光も充分に届く距離。ただし一つだけ工夫が必要です。
1灯でこれをこなすには、普通よりアームを多く加えて自由に光の角度を調整しなければなりません。そんな苦労をするより、皆さんには2灯をお薦めしますけれどね。

2011年7月2日土曜日

観察って

   ダイビングをしたことのない人から、海の中に潜ってなにするの?という素朴な質問を受けるとなかなか返事に困ってしまうこともあります。苦し紛れに、魚を観察するとかなどと伝えてしまうこともありますが、あまり適切ではないなと我ながら思うことがあります。特に子供にそう答えると、へぇーとは言いながら、難しそうだねっていう反応には参ってしまうことも(正直な感想って強い力がありますね)。
   この写真でわかるように、遠慮気味に、海の中の生き物を見守っているというほうが「観察」という堅い言葉より感情が入っている気がします。この撮影地はアイスクリームポイント。潜降ロープの北東にある、見逃しがちな岩盤もこうした見方でアプローチしています。

2011年7月1日金曜日

元気をもらう

   推定実年齢70歳、体躯年齢50歳、出身:米国西海岸北部。ラウラウとグロットに行ってきました。ヘルメットを被って潜っていた退役軍人。器材は凝りに凝って、そして、凝りすぎてアダプターをつけすぎです! いろんなところから空気漏れ。潜る前の器材チェックは大切ですね。
結局、高圧ポートを右に換えて使用することに。ここで一つ問題が・・・。ワイヤレスの残圧計コンピューターが左手につけているので受信が悪いとのこと。右手に換えれば?と言うと、それは盲点じゃった!とのこと。
水面でフィンをつけようとすると、楽しみに持ってきたおニューのフルフットフィンが足に入らない。ブーツ脱げば?というと、それはナイスアイデアじゃ!とのこと。
潜降後に移動しようとすると、自分のマスクを指す、あぁ軍曹スタイルの顔ひげが中に入っているのね・・・zzz。しかし、いったん動き出すと、曲がっていた腰が急にしゃんと伸びる!どうなっているの。
後に聞くところに拠れば、「笑われるかもしれないが、水中に入るとスピリチュアル的な気分になるんじゃ、おぬしはどうじゃ?ん?」とのこと。
答えはもちろん、イエッス・サー!
ちなみにこのナイスジェントルマン、名刺の写真は宇宙服とかとまがうばかりの潜水服で映り、手にはなぜかジャックダニエルのボトル。個人名刺なのに、肩書きは「隊長」って書いてあります。
日常、空気という自然に包まれていることを意識することは稀だけれど、水中ではそれが分かる、これが我々をつなぐものなんだ、ということが分かりました。ではまたいつか会おう、隊長。